マンセル値とは
色を
色相・明度・彩度の3属性に分類した値で、塗装色や景観条例の色彩基準などで「色のものさし」として広く用いられています。
(一社)日本塗料工業会が発行している「日塗工番号」もマンセル値に対応しており、例えば日塗工番号19-70Cはマンセル値10YR7/1.5に相当します。
掲載している写真について
写真が実際の建築の見た目に近くなるよう、撮影時には適宜露出調整などを行っていますが、
撮影後の色に関するレタッチ(トーンカーブ、レベル補正など)は行っておりません。
また、早朝や夕暮れ時は太陽光の色温度が低く、大きく色の雰囲気が変わってしまうため、撮影の時間帯は大体
9時から15時頃を狙っています。
参考:「色彩評価用光源の条件」佐藤泰司, 色彩工学コンファレンス, 1993
測色方法について
ARCHI-COLORSに掲載しているマンセル値は、対象と色票を並べて色票の中から近い色を探す「視感測色法」による値を基本としています。
誤差を小さくするため、なるべく対象と色票の距離が近い位置で測った数値を記載しています。また、色ムラのあるタイルや石材等の場合は、おおよその平均値を採用しています。